【日経225先物】調整局面から反発なるか?オーダーブロックから紐解くマルチタイムフレーム戦略と重要ライン
日経225先物は最高値圏からの調整が続いていましたが、足元では重要なサポート領域に到達し、反発の兆しを見せています。今回は、日足・4時間足・1時間足のマルチタイムフレーム分析(MTF)を用い、次の一手を打つための具体的なシナリオを解説します。
1. 現状の環境認識(トレンド分析)
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長期・中期トレンドの方向性: 日足ベースでは、2026年に入ってから綺麗な右肩上がりの上昇トレンドが継続しています。直近で74,000円手前(約73,700円付近)で天井をつけ、現在はそこからの押し目を形成する「中期的な調整(下落)局面」にあります。
直近の値動き: 4時間足・1時間足レベルでは高値・安値を切り下げる下降トレンドとなっていましたが、直近(7月17日〜18日)に63,000円台前半で底を打ち、下髭を伴って65,020円まで急反発しました。下位足でのダウントレンドに歯止めがかかり、底堅さが見え始めた局面です。
2. 意識される重要ライン(水平線・サポレジ)の抽出
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サポートライン(下値支持線):
63,200円〜64,000円付近(最重要): 4時間足における強力な「4 Hours OB(オーダーブロック:買い需要ゾーン)」が位置するエリアです。直近もこのゾーンに突入した直後に大口の買いが入り、強い反発を見せました。
60,000円大台: さらに深い調整が入った場合、日足・4時間足レベルで過去に揉み合った巨大なオーダーブロックが控える最終防衛ラインです。
レジスタンスライン(上値抵抗線):
66,500円〜67,000円付近: 1時間足で直近に意識された戻り高値であり、ここを明確に抜けるまでは1時間足レベルの下降トレンドが完全には転換したとは言えません。
69,000円〜70,000円付近: 4時間足・1時間足で厚い売り注文(売りオーダーブロック)が溜まっているゾーンです。上昇した際、最も強い売り圧力が予想される価格帯です。
3. 今後の具体的なトレードシナリオ(2パターン)
シナリオA:トレンド追随(メイン戦略:押し目買い)
直近の急反発の勢いを引き継ぎ、長期上昇トレンドへの回帰を狙うロング戦略です。
エントリーの条件: 1時間足レベルで反発後の押し目を形成し、再度64,500円〜64,800円付近まで引き付けて下髭などの反発シグナルを確認、または65,500円の直近高値を上抜けて定着(ロールリバーサル確認)したらロング。
利確目標(ターゲット): 第一目標は戻り高値のある66,800円付近。ここをクリアすれば、4時間足OBの下限である68,500円〜69,000円付近。
損切りライン(ストップロス): 今回の急反発の起点となった安値を割り込む63,200円に設定。
シナリオB:トレンド転換・ブレイク(サブ戦略:サポート割れショート)
今回の反発が一時的な「デッドキャット・バウンス(自律反発)」に終わり、4時間足の強力な買い支えゾーンを突き破った場合のショート戦略です。
エントリーの条件: 4時間足の強力なオーダーブロック下限である63,200円を明確に実体で下回り、リターンムーブ(戻り売り)の動きが発生したらショート。
利確目標(ターゲット): 次の大きな週足・日足レベルの節目である60,500円〜61,000円付近。
損切りライン(ストップロス): サポートからレジスタンスに転換したと思われる64,100円の上。
4. 本スクリーニングにおける注意点とリスク管理
現在、CVD(累積ボリューム・デルタ)オシレーターを見ると、直近の下落局面でマイナス圏に深く沈んだ後、足元でわずかに回復傾向(緑のバー)を見せています。しかし、依然として上位足(4時間足・日足)の売り圧力は完全に解消されたわけではありません。
一番やってはいけないのは、「65,500円〜66,500円のど真ん中」で焦って飛び乗りロングをすることです。ここは上値のレジスタンスに近く、下値のストップ(63,200円)までが遠いため、リスクリワードが極めて悪くなります。必ず「引き付ける」か「明確なブレイクを確認する」という条件が整うまで、ノーエントリーゾーンとして静観する握力も重要です。
