デザイナーズ物件【住みにくい家=売りにくい家】

建築家の作品【住むものではない】

建築家の安藤忠雄さんをご存知でしょうか?

デザイナーズ系の頂点に君臨する建築家で、日本で最も有名な建築家の一人です。

「住吉の長屋」、「芦屋の邸宅」など有名作品が多数ありますが、ご本人が住んでいる家は3LDKの普通のマンションと言われています。

 

「安藤先生、なぜご自身が設計された家に住まないのですか?」

「あれは作品やからねぇ~」

 

酔狂なお金持ち様は、有名建築家のデザイナーズ物件を買えばいいでしょうが、一般人には無用の長物です。

設計した本人が住みたくない家というのは、本当に住みにくい家なのだと思います。

 

住みにくい家というのは、売りにくい家ということです。

ただでさえ、不動産は流動性が低いことが課題なので、デザイナーズ物件を買うとリスク激増ということになります。

 

なお、リスク低減の観点から、持ち家ではなく賃貸を推奨します。