アメリカ企業の営業利益率【非常に高いです!】
1985年から2006年までの上場企業の平均ROEは、
・米国企業が10.5%、
・ドイツ企業が7.8%、
・フランス企業が10.3%、
・イギリス企業が9.5%、
・日本企業は5.0%
となっています。
日本企業の利益率が低い点はさておき、アメリカ企業の直近3年の営業利益率を調べてみました(NGGとBTIは英国企業)。
決済サービス企業のビザ、マスターカードの利益率の高さが際立ちます(50~60%)。
続いて、金融指標会社のMSCI、S&PグローバルAIの利益率が高いです(45~50%)。
タバコ会社のブリティッシュアメリカンタバコ、アルトリアの利益率も高いです(30~40%)。
グーグル、アップル、マイクロソフトの利益率も高いです(20~40%)。
GMなど旧来型製造業の利益率は低いです。
利益を出しやすい業種(金融、ソフトウェア産業など)と、利益が出しにく業種(自動車、家電)があることは明白です。
利益率だけで企業を評価することはできませんが、安定して高い利益率を出し続ける企業は投資先として安心できますね。