踏み上げ相場とは【最近、頻繁に耳にします】
「踏み上げ相場」という言葉を、最近、頻繁に耳にします。
そこで、「踏み上げ相場」について、簡単に調べた結果を以下に記載しておきます。
まさに、直近の米国株式市場のことを言い当てているように思います。
踏み上げ相場はごく短期間に終わる、という方も多いです。
「踏み上げ相場=短命」というイメージですかね。
当たっているか否か、次週以降、継続ウォッチしていきます。
信用取引には買い建てと売り建てがある。買い建ては値上がりを待って売り、売り建ては値下がりを待ってその差益を得ようとするものだ。この場合、買い方は買い方金利を支払い、売り方は売り方金利を受け取る。ところが売り方の建て玉が買い方のそれを上回ると、売り方は買い方に日歩を支払わなければならなくなる。これが逆日歩(ぎゃくひぶ)である。売りに対して買いが少なくなればなるほど、逆日歩は大きくなり、売り方は窮地に立つ。そこで売り方はたまらず高値を承知で買い戻す(これを踏むという)ことになるわけだ。当然ながら、この買い戻しによって株価はさらに高くなる。これが踏み上げ相場である。
出典:投資の時間 – 日本証券業協会
信用取引や先物取引で売り建てていた銘柄が予想に反して上昇し、投資家の損失覚悟の買い戻しが膨らむことで相場や株価が急騰すること。売り建てていた銘柄を損失覚悟で買い戻すことを「踏む」、「踏まれる」といい、「踏み」によって、相場が一層高くなることを「踏み上げ」という。逆に買い建てていた銘柄が下落し、損失覚悟で売ることを「投げ売り」という。
出典:証券用語解説集 – 野村證券
値下がりを予想して信用取引などで売り建てていた投資家が、逆に上昇したことで止むを得ず損を承知で買い戻すことはよくあります。信用取引などの買い戻しを巻き込んで相場が上昇することを「踏み上げ」といいます。特に仕手株や中小型の材料株などが「踏み上げ相場」に発展するケースは、珍しくありません。
出典:初めてでもわかりやすい用語集 SMBC日興証券
踏み上げとは、上昇圧力の強い相場の動きを表すことです。通常であれば、利益確定の売りによって一時的に下げつつも上昇する動きとなりますが、そのような押しの下げも特に無く一方的に上げていく相場の様子を表します。売り注文が無いことから、さらに買い注文を集めるために押しの下げを待つことなく波に乗る買いに押される展開となるものです。少しでも値動きが止まると買い注文がさらに集まることから、踊り場を踏み上げる様子を表現したものとなります。
出典:証券用語集 | 東海東京証券株式会社
「踏む」とは、信用取引で売った人が、株価が上昇している状態であるにも関わらず、損を覚悟で買い戻すことをいいますが、「踏み上げ」とは、この買戻しにより株価がさらに上昇することを意味します。
「踏み上げ」が起こる要因には、上記のほか、弁済期限の到来による買戻し等が考えられます。出典:用語集 | 日本取引所グループ