住宅価格が下がりにくい地域【阪神間ならココが狙い目】
日本では人口減少が確実視されています。
一方、住宅供給量は増え続けています。
したがって、将来的に需給バランスが崩れ、住宅価格が大幅に下がる恐れがあります。
以前から、何度となく指摘されていますが、改善の兆しはないですね。
ただ、平均的に見れば、住宅価格が下がる可能性は高いですが、住宅価格が下がりにくい地域は存在します。
関西地方ならば、兵庫県の阪神間(西宮、芦屋、神戸あたり)が該当します。
不動産屋さんは口を開けば直ぐに、「阪神間は人気があるので、値下がりしません。寧ろ、値上がりしています」と連呼しています。
これが真実か否か、定点観測しないと分からないです。ただ、不動産屋さんが上記のように連呼しているのは真実です。
ところで、2022/7/27の神戸新聞に下記の記事が出ていました。
高羽小(神戸市灘区)や霞ケ丘小(同市垂水区)、本山第二小(同市東灘区)は、住みたい校区として子育て世代に人気が高いことなどが、学校規模の大きさにつながっている。
本山第二小の校区は阪急岡本駅やJR摂津本山駅に近くて交通の便が良いほか、私立中学を受験するための進学塾もそろっていて子育て世代を引きつけるという。
高羽小(神戸市灘区)、霞ケ丘小(同市垂水区)、本山第二小(同市東灘区)の校区にある物件は値下がりしにくいと言っているようなものですね。
こんなこと新聞が露骨に書いて良いのかな?、というのが正直な感想です。
小学校の校区だと狭すぎて、優良な物件を探しだすのは難しいかもしれません。
これら小学校の校区が含まれる中学校の校区で考えても良いと思います。
高匠中学校(神戸市灘区)、歌敷山中学校(同市垂水区)、本山中学校(同市東灘区)が該当します。
これらの地域の物件について、賃貸/持ち家を問わず、ベンチマークしていけば、大外れを引く可能性は低いと思います。
持ち家だとリスクは大きくなるので、これら地域で優良な賃貸物件があれば良いですね。