Fear & Greed Index【投資判断の指標として有用です】
Fear & Greed Indexとは、CNNの投資指標です。
投資をする上で知っておいた方が良い指標なのでお伝えしておきます。
「Greed」とは「強欲」のことで、株価が割高な状況を示しています。
「Fear」とは「恐怖」のことで、株価が割安な状況を示しています。
Fear & Greed Index は下記7つの指標をもとに0〜100のスコアを出しています。
- Junk Bond Demand ジャンク債需要
投資適格債とジャンク債のイールドスプレッド(利回り差) - Market Momentum株価モメンタム(勢い)
S&P500と125日移動平均線との乖離 - Stock Price Breadth 株価の振れ幅
上昇局面・下落局面における取引量 - Stock Price Strength 株価の強さ
52週高値と安値にタッチした数 - Market Volatility 市場ボラティリティ
VIX指数を参照 - Safe Haven Demand リスク回避需要
株式と国債のリターン差異 - Put and Call Options オプション
プットとコールの割合
過去3年のFear & Greed Indexの推移が以下になります。
直近1ヶ月程度で、Fear & Greed Index が80超から20程度まで急落しています。
ここから再度上昇するのか、さらに下がるのか見極めが重要です。
コロナウイルス(オミクロン株)、FRB金融緩和の早期解除、米国金利の上昇、米国インフレ率の上昇などリスク因子が複数出てきています。
また、12/14,15にFOMC(米国公開市場委員会)を控えており、その結果次第では、さらに株価が下落しそうです。
Fear & Greed Indexだけで判断することはできませんが、早めの利益確定、もしくは、早めの損切が必要かもしれません。
特に、レバレッジ型のものは早めに対処しておいた方が良いと思います。