重心移動と体重移動
「体の使い方を学ぶ」ことは
とても大切なことだと思います。
体を使うということは、
体を動かす、つまり
体が移動するということです。
というわけで、
今回のキーワードは「移動」です。
「移動」とは、
重心がいきたいところに移動する、
ということだと考えてみましょう。
重心とは、体の重さの中心です。
お臍の下あたりになります。
移動には2種類あることを
認識することが大切です。
①体重移動
②重心移動
①体重移動
①体重移動は、足で地面を押して
力で移動することです。
②重心移動
②重心移動は、体の重さが先に移動して、
その後から足がついてくるような移動です。
バランスを崩して、倒れそうになったら
咄嗟に足がでるようなイメージです。
①体重移動が良くないという訳ではないですが、
②重心移動をうまく活用できれば、
非常に良いことが多いです。
いわゆる運動の得意な子供、
走るのが早い子供は、
無意識のうちに
②重心移動をうまく使えていると思います。
日々の生活の中で不可欠な
「歩く」という行為も
重心移動をうまく使えれば
変わってくると思います。
無意識のうちに重心移動を使いこなす、
これが理想ですが、
どうすれば習得できるのか、
日々模索しているところです。
幼少期の子供の場合、
公園などで体を動かすなかで
自然に身につく部分もあるかと思います。
少なくとも長時間座り続けるより、
公園で遊んだほうが良いと思います。
(もちろん勉強も大切です)
大人の場合は、
ゆったりと散布するところから初めてみて、
重心移動で歩けている感触を
実感してみるのも良いかと思います。