【週刊】米国市場の「バラマキ」状況を解説:7月13日の週は資金供給が大幅に減少?
みなさん、こんにちは!
今回は、米国市場の明暗を握る「財務省の国債買い入れ(Treasury Buy Back)」と「FRB(連邦準備制度)の資金供給関連(FED-RMP)」の最新データについて、初心者の方にも分かりやすく解説します。
市場にどれだけお金が流れているか(=通称:バラマキ状況)を知ることは、株価(S&P500など)の今後の動きを予想する上でとても重要なヒントになります。それでは、今週の動きを一緒に見ていきましょう。
1. 今週のバラマキ状況(データ確認)
まずは、今週(7/13の週)の具体的な数値を確認してみましょう。
以下のデータの黄色くハイライトされている部分が今週のデータです。
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今週の主な内訳は以下の通りです(単位は10億ドル=B$)。
① 米国財務省の国債買い入れ: 2.00 B$
② FRBの資金供給: 0.00 B$
①+② 合計バラマキ額: 2.00 B$
2. 今回のデータのポイント:資金供給は「大幅減少」
今週の合計バラマキ額は2.00 B$(約20億ドル)となりました。これまでの週と比べると、以下のような特徴が見えてきます。
① 財務省の買い入れは「現状維持」のベースペース
財務省による国債の買い入れ(市場にお金を流す行為)は2.00 B$となっており、ここ最近の平均的な規模(2.00〜4.00 B$程度)を維持しています。極端な縮小ではありませんが、市場を大きく牽引するほどの規模ではありません。
② FRBからの供給が「ゼロ」に
今回の最も大きな変化は、FRB側のデータ(FED-RMP)が「0.00」となっている点です。前週(7/6の週)は9.96 B$、さらにその前は5〜8 B$前後の供給があったため、今週は中央銀行からの資金サポートが一時的にピタッと止まったような形になっています。
3. 株価(S&P500)への影響はどうなる?
過去のデータを振り返ると、合計バラマキ額が「20 B$」や「30 B$」を超えていた3月〜4月頃には、S&P500の週間騰落率も+3%〜+4%超と大きく上昇していることが分かります(例:4/13Wは+4.42%)。
逆に、バラマキ額が減少すると株価が軟調になる傾向が見られます。
今週の合計「2.00 B$」という数字は、過去数ヶ月のデータの中でも最低水準の一つです。
市場へ供給される「お金の量」が少なくなっているため、今週の株式市場は上値が重くなる(上昇しにくくなる)、あるいは利益確定売りに押されやすい地合いになる可能性があるため、少し慎重に見守りたい局面と言えます。
まとめ
今週の米国市場における流動性(バラマキ)は、FRB側の供給減少が響き、合計で2.00 B$と非常に控えめな結果となりました。
市場にお金が回りにくい時期は、株価の勢いも一服しやすい傾向があります。トレードをされている方は、無理にリスクを取りすぎず、次の資金供給の波(バラマキの再開)が来るのをじっくり待つのも一つの戦略です。
来週以降、再び数字が回復してくるかどうかに注目しましょう!
