おカネの川柳【役に立ちます!】
おカネの悩みは尽きないものですが、悩んでばかりいても仕方ありません。おカネの川柳で気分転換してみるのも良いことかと思います。
ストレスを 溜めてもカネは 貯まらない
サラリーマン20年の経験から導き出した渾身の一句です。せめて入社2年くらいで気付くべきでした。ストレスを溜めても、おカネは貯まらないというのは真実だと思います。もちろん私の場合もそうでした。。ストレスに苦しんでいるサラリーマンの救いになれば幸いです。
死ぬときに 資産最大 意味がない
コツコツとお金を貯めることは大切ですが、それを突き詰めると、死ぬときに資産が最大になるというケースになります。実際、こういう方は多いようです。放漫経営で破産するのは論外ですが、支出と収入をバランス良くすることが大切ということです。
あの世には カネを持っては 行けないよ
当然のことながら、カネは”この世”でしか使えないはずです(未だ、”あの世”に行ったことがないのであくまでも推定。あの世も貨幣経済全盛かもしれませんが)。過度な散財はよくないですが、カネを貯めることだけに執着するのも良くないということです。支出と収入のバランス最適化は、永遠の課題かもしれません。
いつ死ぬか 分からないから カネ貯める
誰しもが必ず死に至りますが、いつ死ぬかは誰にも分かりません。退職後、収入減が年金のみになり、貯金を切り崩すかたちで生活する方は多いと思います。貯金が底をつくとかなり厳しい状態になるので、結局、多額の貯金を残したまま亡くなるということが頻発します。なかなか答えの出せない難しい問題です。
窓際で 冷や飯食べる カネのため
飼い殺しサラリーマンの悲哀を謳いあげた一句です。リモートワークが定着すれば、窓際族(ウィンドウズ)という言葉もなくなるかもしれません。副業の自由化が進めば、冷や飯を食べるという言葉もなくなるかもしれません。カネのために、ダラダラ残業するという無駄な行為がなくなることを祈ります。
貯めるより 大切なのは 流れです
おカネを貯めることは大切ですが、貯めることだけに重点を置くと、日々の暮らしは良くなりません。いかにキャッシュフローを最大化するか、という観点を忘れてはいけません。つまり、銀行預金だけではなく、投資も必要ということです。まじめな方ほど、貯金重視の罠に嵌まる傾向があるのでご注意ください。私も、「貯めるより 大切なのは 流れです」を理解して、実際に行動に移るまでに、多くの時間を要しました。反省と自戒の念をこめた一句です。
金回り 回転数で 決まります
キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC:Cash Conversion Cycle)という言葉をご存じでしょうか。キャッシュ・コンバージョン・サイクルとは、企業が仕入れのために現金を投入した後、どのくらいの日数で現金を回収できるかを表す指標です。値が小さいほど現金回収の効率が良いことを示すもので、要するに、金回りが良いということになります。小難しいキャッシュ・コンバージョン・サイクルという概念を分かりやすく、且つ、覚えやすくしたいという思いを込めた一句です。
投資せよ 預金だけでは 増えません
「貯蓄から投資へ」というキーワードは有名です。日本の銀行に預金しても金利は殆どつかないので、おカネは増えません。リスクを取る必要はありますが、カネを増やしたければ、投資するしかありません。「貯蓄から投資へ」という言葉に、切迫性を付与する必要があると考え、捻りだした一句です。
足るを知る おカネを貯める 秘訣です
「足るを知る者は富む」という言葉をご存じでしょうか。欲望にはキリがないので、足るを知ることは非常に大切です。いろいろと問題がある現在の世の中ですが、十分に満ち足りた世の中であることは間違いありません。意味のない見栄の張り合いなどつまらないことから距離を置けば、おカネは貯まりやすくなります。足るを知る。現代人が忘れてはいけない言葉です。
税金は これから先も 増えていく
未来のことは誰にも分かりませんが、日本において税金と社会保険料が増加していく可能性はかなり高いと思います。少子高齢化が進むので、不可避とも言えます。税金は増えていく、給料は減っていく。。投資や副業をしなければならない時代になっているということです。
カネのこと 学ばず知らず 社会人
物々交換の時代に戻る可能性はないでしょうから、生きていく上で、おカネとの関わりは不可避です。しかしながら、基本的な金融リテラシーすら持たないまま、社会人となり、結果、カネに使われるような生き方になるケースが多々あります。カネが全てという考え方は間違っていますが、カネについて学ぼうとしないのは大間違いです。カネについて学ぶことの重要性を多くの方に伝えたいという思いを込めた一句です。私自身の反省という意味もあります。
カネのこと 皆で学べば 怖くない
「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」という昭和の名句を転用した一句です。現代日本人の金融リテラシーが低いことが原因で、将来世代が迷惑するような事態は避けたいものです。カネのことを学ぶのは恥ずかしいことではありません。皆で学びましょう。カネの基本的な知識がないというだけで、国際社会で不当に不利な立場になる懸念があります。最低でも、欧米主要国と同程度の金融教育は必要です。
二円です 一万円の 製造費
一万円札の製造費は二円です。つまり、原価が二円の紙切れを、一万円の価値があると皆が信じているということです。まさに、共同幻想ということです。カネの価値を皆が信じているというだけで、そこに絶対的な価値はないということです。一万円札の製造費はたった二円であることを多くの方に知って頂きたいという思いを込めた一句です。
カネあれば カネが増やせる 株投資
「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」は、正岡子規の有名な俳句です。この俳句の音感/リズム感を転用した一句です。投資では元手が多いほど有利、という原理原則を多くの方に伝えたいという思いを込めた一句です。
慌てるな 狼狽売りは 事故のもと
狼狽売りとは、株価が急落したときにパニックになり、慌てて売却してしまうことです。投資をする上で、最もやってはいけないことが「狼狽売り」です。狼狽売りを戒めるべく、一句したためました。
欲張るな 高値掴みは 致命傷
高値掴みとは、株価の高いところで買ってしまい、その後、値下がりしている状態のことです。投資をする上で、高値掴みは避けねばなりません。株価が急騰している銘柄を見ると、欲張って買いたくなりますが、高値掴みのリスクについて勘案しなければならないです。高値掴みを戒めるべく、一句したためました。